ウキウキ雨期講座_とうじ魔とうじ四方山カルチャーアカデミー


夏期講座ならぬ雨期講座、6月8日開催!
鬱陶しい雨期も見方を変えればウキウキ過ごせる!

ユニークなゲスト講師をお招きし、トークや生演奏などを交え、幅広い分野を紹介するエンターテインメント カルチャー講座です。

正直、何のスキルもつきませんが、何のスキルもいりません。
新たな発見や驚きを純粋に楽しんでください。きっと面白い学びの場になるはずです。

瞽女ごぜ ■瞽女唄(ごぜうた)を知っていますか?  ゲスト講師:月岡祐紀子

三味線と唄を糧に、村々を旅して回った盲目の女性旅芸人“瞽女”。
“瞽女唄”の数少ない継承者の一人、月岡祐紀子さんを迎えて、中世から継がれ、遂に日本から姿を消してしまった瞽女さんのお話と、瞽女唄・瞽女三味線の演奏をしていただきます。(13:00〜)


  ショートホームルーム  ○とうじ魔とうじ ○山中カメラ

バンジョー ■なるほど!バンジョー講座        ゲスト講師:原さとし

アメリカを代表する民族楽器バンジョー。“パスカルズ”や“ロンサム・ストリングス”等で活躍する日本のバンジョー奏者の第一人者 原さとしさんを招き、超マニアックだけどすぐに誰でも弾けてしまう楽器バンジョーの魅力を、面白トークや演奏、原さんが独自に考案した色楽譜を使ったレッスンを交えお楽しみください。(14:20〜)


空き缶講座 ■オモシロ空き缶講座           ゲスト講師:石川浩司

元「たま」で有名なミュージシャン石川浩司さんですが、実は知る人ぞ知る空き缶
コレクター。一説には世界一とも言われているドリンク類の空き缶2万缶にも及ぶ
コレクションの中から、思わずツッコミを入れたくなるオモシロ空き缶をたっぷり
紹介します。(15:15〜)


雨期講座2008年6月8日(日)
時間/13:00〜16:00(12:30受付開始)
参加費/予約2,800円/当日3,000円
会場/アートコンプレックスセンター
(最寄駅:四谷三丁目、信濃町、各駅徒歩7分)
   [ワークショップ美塾](1階アートショップ奥)にて
    新宿区大京町12-9 tel.03-3341-3253

学長:とうじ魔とうじ

月岡祐紀子>幼い頃より民謡を学ぶ。三味線を本條秀太郎氏に師事。高校時代、瞽女唄、瞽女三味線と出会い感銘を受け新潟へ。最後の瞽女といわれる小林ハル氏、杉本シズ氏、難波コトミ氏らの元に通い交流を重ねる。その後瞽女の旅を追体験しようと四国八十八ヶ所歩き遍路に挑戦し「遍路組曲」を作曲(東芝EMI)。その様子がドキュメンタリー番組「娘三味線へんろ旅」として全国放送され、放送文化基金賞の出演者賞を受賞。この旅日記を朝日新聞に連載後「平成娘巡礼記」(文藝春秋新書)として刊行。和楽器のオーケストラグループ「むつのを」メンバー。

原さとし>5弦バンジョー奏者。リーダーバンド「バンジョークラブ」ほか「ロンサム・ストリングス」「トイメンシャオ」やロケットマツ率いる「パスカルズ」などで活躍。津軽三味線吉田兄弟のツアーサポート、NHK教育TV 「さわやか3組」「中学生日記」での演奏、2000年度文化庁芸術祭 演劇部門大賞受賞作品「怒りの葡萄」楽器演奏指導、東急セミナー、読売文化センター講師ほか、毎年「横濱バンジョー祭り」を企画し日本におけるバンジョーの普及に力を注いでいる。

石川浩司>バンド「たま」にてランニング姿でパーカッション、ボーカル担当。90年「さよなら人類」でデビュー。ヒットチャート初登場1位、同年レコード大賞新人賞等を受賞。03年の解散後はソロ活動やバンド「パスカルズ」等で活躍中。映画・テレビ・舞台等への出演や、旅行記、エッセイ、インスタントラーメン、なぞなぞ本など著述家としての顔、西荻窪のアートギャラリー雑貨店(昨今「レンタルボックス」などと言われている店舗形態の元祖)「ニヒル牛」「ニヒル牛2」のプロデュース、缶ドリンクコレクションが20年間でおそらく世界一の約2万種類におよぶなどの顔も持つ。

山中カメラ>特殊写真家・パフォーマー。村上隆のGEISAI6にて「銀賞」受賞(04)。自作の写真、映像、歌が融合した独特の「カメラショー」をライブ形式で展開。カメラを使って握る「カメラ寿司」、カメラを獅子舞に見立てて踊る「カメラ獅子」などのパフォーマンスに加え、自作の写真装置「オッパイカメラシステム〜恥部写」など、ヤマナカカメラオリジナル商品の開発、発表などで勢力的に活動中。

無事終了!
とうじ魔学長「四方山カルチャーアカデミー」ついに開校しました。
満席で迎えた記念すべき初授業は瞽女唄の月岡祐紀子先生。瞽女唄との出会いや、瞽女さんの生活や歴史など興味深い話を沢山してくださいました。穏やかな物腰とはまた違った伸びやかな唄声が響き渡ると、話を聞いたばかりの瞽女さんの姿が目に浮かぶようで心に染み入ります。学長のワークショップに続いて、山中カメラ氏は機材トラブル。天性の素質で笑わせます。2限目原さとし先生は、なんと15本(もっと?)ものバンジョーを携えた登場で皆を驚愕させます。起立・礼・着席!とホンモノの授業のように始まりますが、ホワイトボードに描いた世界地図が大ウケ。しかしさすがは原先生、短時間にルーツを紐解きながら100年前のバンジョーやエレキバンジョーなど様々な種類を実物で紹介。後半は色楽譜を使ったバンジョー体験で、全くの初心者達が3分後には揃ってバンジョーを弾いていました!山中カメラ氏のリベンジパフォーマンスは大成功で大きな拍手。そしてあっという間に最後の石川浩司先生。2万缶のコレクションから選ばれしオモシロ缶に次々とツッコミを入れながら紹介します。全員缶の周りににじり寄り、釘付け&笑い続けでした。終了後もとうじ魔学長の“一期一会”や先生達に群がる生徒達。帰り際は皆さん口々に「全部が面白かった!」と充実のイベントでした。
雨期講座

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